材料を溶かすための設備です。合金の溶解には、「集中溶解方式」と「溶解兼保持炉方式」があります。集中溶解方式は、ダイカストマシンと離れた場所で工場内にて使用する溶湯を全て1か所で溶解します。原料を上部から投入し、炉の排熱により予熱・溶解します。溶湯の保持機能は無いため、ダイカストマシン近くに設置されている保持炉を併用します。溶解兼保持炉方式は、溶解と保持を兼ねる炉がダイカストマシンの横に設置されます。溶解室、保持室、汲出口（出湯口）が備えられているので、少量生産にも対応可能です。