ダイカスト特許製法によるコストダウンとリードタイムの短縮
課題 | コスト上昇 |
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提案効果 | コストダウン / 製造リードタイム短縮 |

Before
こちらの製品は、フィン形状の裏は同一なものの、フィン形状の高さが違う製品です。通常のダイカストだとフィン側の金型が2種類必要なのに合わせて、裏側の金型も2つ必要なため、計4型製作していました。その分コストアップに繋がり、また納期もかかっていました。
After
そこで、工程設計の際にダイカスト鋳造コストダウンNaviの特許製法であるダイカストカセットシステムにて提案いたしました。理由として、ダイカストカセットシステムであれば、可動型はそのままで固定型の抜き差しだけで製品を製作することが可能なためです。それにより、フィン形状の裏側は兼用で1型になり、金型の費用を抑えると同時に、金型製作の時間を短縮することができました。また、型を変更する際に、成形機から金型を下ろさずに、キャビティのみの入れ替えで済むので、20分程度で異なる製品の製作に進むことができ、大幅な生産リードタイムの短縮につながりました。