最適な材質選定による機械的性質の向上

課題	コスト上昇
提案効果	品質向上 / 機械的性質向上

Before

ADC12は機械的性質、被削性、鋳造性いずれも高いレベルを保有しておりアルミダイカスト合金で最も一般的な材質です。しかし、放熱性が要求される場合等、ADC12が最適ではない場合があります。

After

コンピュータやゲーム機、電子機器のヒートシンクなど、放熱特性が要求される部品では、HT-1という材質で製作することが最適です。

一般的なダイカスト工場では、3種類程度の材質しか対応していません。その種類の中からしか製品を製作できないため、お客様にとって最適な材質を提案できる確率が低くなってしまいます。当社では、ADC12を始め、6種類のアルミニウム合金とZDC2とベリックの亜鉛合金2種、計8種類もの材質に対応しています。そのため、お客様の幅広いニーズにお応えすることが可能です。さらに、お客様の使用用途ごとに最適な材質をご提案することができます。特に、従来の工法からダイカストに転換する、工法転換時など、お客様がダイカストの材質に詳しくない場合に非常に好評です。