Produced by 太陽パーツ株式会社

鋳物のイロハを学べる! お悩み解決型の専門情報サイト

工 法 construction method

ダイカスト

ダイカストは、ロストワックス以上の寸法精度や面粗度を実現でき、製造リードタイムの大幅短縮が可能な工法です。従来のダイカストでは、初期コストの高さがネックとなっていましたが、CastingNaviを運営する太陽パーツの特許製法ダイカストを用いることにより、従来比1/2の初期コストでダイカストへの工法変換が可能です。

ポイント こんな場合に最適な工法です!

  1. ロストワックス鋳造品のリードタイムを短縮したい
  2. 砂型鋳造だと、期待する寸法精度・表面粗度が出ない
  3. 切削加工品をコストダウン・短納期化したい
  4. ビス・ボルトによる複合品をコストダウンしたい
  5. 溶接品をコストダウンしたい

他の鋳造法との比較

ダイカストと他の鋳造法を比較すると、下表のようになります。
鋳造法を選定する際に、ぜひ参考にしていただければと思います。

▼ 横スクロールでご確認ください
製法型・生産性試作・量産形状その他
型費型製作期間鋳造+冷却時間試作量産形状自由度中空部品薄肉鋳肌精度歩留まり機械的性質材料自由度
砂型鋳造
ダイカスト
低圧鋳造
グラビティ鋳造
(重力金型鋳造)
石膏鋳造--
消失模型鋳造
(ロストワックス)

当社のダイカストについてご紹介!

ここからは、当社のダイカストの特徴をご紹介します。

ダイカスト鋳造の特許製法でダイカスト金型費用を約半額に!

CastingNaviを運営する太陽パーツは、特許製法であるダイカストカセットシステムを保有し、皆様にサービス提供を行ってまいりました。ダイカストカセットシステムは、弊社所有の共通ベース型を使用するためキャビティのみの製作となり、従来のダイカストと比較し初期コストを約半額に削減できます。これにより、初期コストがネックとなりダイカストを選定できなかった製品においても、ダイカスト化が可能となります。

コストダウン、短納期化、高品質化を実現する他工法からダイカストへの工法変換提案!

特許製法であるダイカストカセットシステムは、前述のとおり、従来のダイカストと比較して初期コストを大幅に削減できる工法であり、ロストワックスや砂型鋳造、切削加工からダイカストへの工法変換が可能となります。さらに、CastingNaviを運営する太陽パーツは、ロストワックス鋳造品や砂型鋳造品、切削加工品から板金・溶接品まで扱う総合加工メーカーであり、他工法を熟知しているからこそ、最適な工法変換提案が可能となっています。

金型設計・製作~機械加工、表面処理まで 一貫対応!

CastingNaviを運営する太陽パーツは、金型設計・製作~機械加工・検査・表面処理まで一貫して対応できる数少ないメーカーです。表面処理に関しては、化成処理、アルマイト、メッキ、塗装が可能です。一貫対応により、当社に御発注頂くことで、品質管理の一元化が可能となるため、購買担当者の管理負担を大幅に軽減できます。また、金型設計、製作を自社で行うからこそ、設計変更など、お客様のご要望に柔軟に、かつスピーディに対応できます。金型設計という下流から、機械加工・検査・表面処理という上流までの一貫対応は、私たちが選ばれ続ける大きな理由の一つです。

約100件/年のダイカスト設計実績!コストダウン・高品質化を実現するための 設計提案能力!

CastingNaviを運営する太陽パーツでは、ダイカストの設計者、モデリング技術者が4名在籍し、培ってきたノウハウを生かして、年間100件の設計を行っています。当社はダイカストへの工法変換案件が多いこともあり、全案件のうち8割は、設計者により最適化・合理化が行われた案件となります。ダイカストカセットシステムや社内一貫対応だけではなく、設計提案能力をご評価頂き、当社へ発注先を切り替えられたお客様も多数おられます。

CTや成分分析装置をはじめとした充実した検査設備を保有し、 品質管理を徹底!

ダイカストメーカーを選定する上で、品質管理・品質保証面を最も重視されるお客様にも、当社は選ばれています。三次元測定機はもちろん、CTや成分分析装置を保有し、社内にて徹底した品質検査を行うことで、品質を保証しています。材料替えが発生した場合や、鋳造開始前などは成分分析装置にて品質を管理しています。さらに、加工後の製品は検査員により目視検査することで、機械では判別できない不良品を排除しています。

ADC5、HT-1などのアルミダイカスト鋳造も可能!マグネシウム合金、亜鉛合金にも対応し、 多品種生産を実現!

CastingNaviを運営する太陽パーツは、ADC12をはじめとして、ADC5やHT-1など、多様な材質のアルミダイカスト合金に対応しております。ADC12以外のアルミダイカスト合金の鋳造先をお探しの皆様、是非当社にお声かけください。また、アルミニウム合金だけでなく、亜鉛合金やマグネシウム合金の生産にも対応しており、当社への依頼で多品種生産を実現することが可能となっています。当社が鋳造してきた材質について、下記をご確認ください。

小物から大物1650tまでのダイカスト鋳造に対応!

当社社内では、80tから650tまでのダイカストマシンを保有し、小物・中物のダイカスト鋳造を行っていますが、海外の協力会社と連携することで1650tまでのダイカスト鋳造品を提供することが可能となっています。EV用フレームなど、自動車部品をはじめとしてダイカスト鋳造品の大型化が進んでおり、国内の大物ダイカストの生産はひっ迫しているのが現状です。当社は、アジア地区の協力会社と連携することで、大物ダイカストのサプライチェーンを構築しており、皆様に大型製品を提供しております。

その他の工法一覧

プロに相談するclick!