試作鋳造サービス
Casting Naviを運営する太陽パーツは、試作鋳造の委託先として多くの企業様に選ばれています。
鋳物の生産において、量産はダイカストが選定され、試作は他の鋳造法で行う場合が多くあります。試作鋳造には主に、石膏鋳造・ロストワックス・砂型鋳造・消失模型鋳造が用いられていますが、当社の強みは、これらの試作鋳造工法すべての提案が可能な点にあります。
製品サイズ・機械的性質・寸法公差等、諸要素を考慮し最適な工法選定、提案を行います。
試作鋳造サービスの3つの特徴characteristic
POINT
1
複数の試作鋳造法に対応！
メーカー機能のみではできない最適な工法提案
当社では、石膏鋳造・ロストワックス鋳造・砂型鋳造・消失模型鋳造といった、複数の試作鋳造法の提案を行います。
それぞれの工法にはメリット・デメリットがあり、試作においても最適な工法選定は重要です。単一の工法にて生産するメーカーでは、提案する工法が限定されますが、鋳造メーカーでかつ商社機能も併せ持つ当社では、複数の工法提案が可能となり、お客様のご要望に合致した工法にて生産させて頂きます。
POINT
2
RP工法の活用等、高付加価値な試作提案！
製品サイズや機械的性質、寸法公差等、諸要素を考慮して工法を選定させて頂きますが、当社ではさらに、製造リードタイムの短縮とコストダウンなど、高付加価値な試作提案を行うことが可能です。
例えば、ロストワックスや砂型鋳造では、3Dプリンターを使用して型製作を行うRP工法を用いた提案ができ、短納期対応・金型費削減が可能となっています。
POINT
3
試作から量産まで一貫対応！
量産化を見据えた最適な試作提案！
当社はダイカストメーカーとしても事業活動を行っており、試作～量産までの一貫対応を行うことが可能です。また、特許工法であるダイカストカセットシステムによる課題解決提案、小ロット量産での最適な工法選定など、多様な鋳造法で量産提案を行います。
量産化を見据えた最適な試作提案を行いますので、お気軽に当社にご相談ください。
試作鋳造サービスについてお伝えしたいこと
試作鋳造法として選定される工法
試作鋳造に使用される工法として、前述したように、石膏鋳造・ロストワックス鋳造・砂型鋳造・消失模型鋳造があります。それぞれの特徴を記載します。
石膏鋳造
鋳型に石膏を使用する石膏鋳造は、金型を使わない鋳造方法です。
主な特徴は、ダイカストと同レベルの高精度や形状自由度の高さ、鋳肌の仕上がり、材料の幅広さです。金型が不要であるため、金型製作費の分コストダウンできるうえ、製作スピードが早いというメリットもあります。
↓石膏鋳造法のメリットを動画で見る！↓
ロストワックス鋳造
精密鋳造法の一種であるロストワックス。
寸法精度が高く表面粗さが滑らかな製品を製造でき、複数部品の一体化など工法変換によりコストダウンを実現できる可能性を持つ製法です。
↓ロストワックス鋳造法のメリットを動画で見る！↓
砂型鋳造
鋳物砂で作られた鋳型（砂型）に溶湯を流し込んで成形し、冷却後にその鋳型を壊して製品を取り出す砂型鋳造。
試作・量産いずれにも対応可能ですが、型費を抑え型製作期間を短くすることができる事から、アルミの砂型鋳造に関してはダイカスト量産前の試作としても採用されています。また、中空など複雑形状部品も得意としています。
＞＞詳しくはこちら！
↓砂型鋳造法のメリットを詳しく見る！↓
消失模型鋳造
消失模型鋳造法は、発砲スチロールで作った製品と同形状の模型を砂の中に入れて注湯することにより模型を燃焼させ、生じた空間に溶湯を充填することで鋳造するという方法です。
製品と同形状の模型を使用するため中子が不要であることから、複雑形状や中空部品を一体で製造できる点が最大のメリットです。
お気軽にご相談ください
当ページでは、当社の試作鋳造サービスを紹介させて頂きました。鋳造についてお悩みの方、鋳造を検討中の方、まずは当社にご相談ください。