特許製法のダイカスト鋳造へ工法変換し、コストダウンを実現! ダイカスト鋳造 コストダウンNavi

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ダイカスト鋳造 コストダウンNaviの
技術情報・コラム
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アルミダイカストと切削による二次加工

2024.10.14

ダイカストの素材を実際に見て、触ってみたことはありますか? ダイカストの表面は、ロストワックスや鋳物といった他の鋳造品に比べて、意外とキレイに仕上がっているんですよ。

もし、ダイカスト素材のままで問題ない場合は、できるだけ加工をしない方が、製品コストをグッと抑えることができます。 弊社では、JIS規格(日本工業規格)に基づいて、製造・検査を行っていますので、ご安心ください。

ダイカスト素材の一般公差

弊社のダイカストは、JIS B0403 -CT6 鋳造品一寸公差方式で、ダイカスト素材の品質を保証しています。

10以下:±0.26
10を超え16以下:±0.27
16を超え25以下:±0.29
25を超え40以下:±0.32
40を超え63以下:±0,35
63を超え100以下:±0.39
100を超え160以下:±0.44
160を超え250以下:±0.50
250を超え400以下:±0.55

もし、この寸法で問題なければ、2次加工なしで対応できます。 過剰な品質を求めないことで、製品が安定しやすくなり、コスト面でもメリットがあるんですよ。

ダイカストの2次加工について

他の製品と取り付ける面や、ベアリングやブッシュを圧入する部分、平行度・同芯度・同軸度・直角度が重要な場合、あるいはH7公差やH9公差など、より高い精度が必要な場合は、ダイカスト素材に加工が必要になります。

その場合は、マシニングやNC旋盤、フライスなどを使って、ダイカストの2次加工を行います。 ダイカストの素材は1つ1つ形が違うので、専用の加工治具を作って加工する必要があるんです。 加工基準面の設定や加工代などを考慮して、図面通りの寸法になるように加工していきます。

ダイカストの素材にはバラつきがあるので、寸法を確保するために、現場の加工スタッフが加工治具を検討したり、加工の順番を考えたりと、工夫を凝らしているんですよ。

その他の加工について

ダイカストの2次加工以外にも、表面処理といった加工処理があります。 具体的には、アルマイト処理、メッキ処理、塗装、熱処理などがあります。

アルマイト処理:耐食性や耐摩耗性を上げるために施します。
メッキ処理:耐食性や装飾性を高めるために施します。
熱処理:強度、硬度、耐疲労性、耐食性を向上させたり、ひび割れによる破損を防ぐために施します。

どの処理が必要なのか、弊社の営業担当がメリットとデメリットをしっかり説明した上で、最適なご提案をさせていただきますので、ご安心ください。


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ダイカスト鋳造 コストダウンNaviは、
特許製法であるダイカストカセットシステムを軸とした他社には真似できない強みにより、
皆様に高品質・コストダウン・製造リードタイムの短縮といったメリットを提供します。

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