2023.12.16
砂型鋳造
アルミ砂型鋳造の4つの特徴
アルミ砂型鋳造の4つの特徴
アルミ鋳物の砂型鋳造(アルミ砂型鋳造)の特徴として、以下の4点が挙げられます。
- 方案の自由度:ダイカストやグラビティ鋳造等、金型を使用する鋳造法に比べ、ゲート位置を自由に設定できる
- 歩留まりの高さ:ゲートを複数設置可能なため、良品率を高くすることができる
- 形状自由度:中子(コールドボックスやシェル中子)を用い、金型では作れない形状を成形できる
- 試作・量産いずれも可能:1個の試作から、1,000個程度の量産まで柔軟に対応できる
アルミ砂型鋳造と鋳鉄砂型鋳造の違い
アルミ砂型鋳造は、鋳鉄砂型鋳造と比較すると、以下のような違いがあります。
- 湯温が低いため、熱しやすく冷めやすい
- 収縮率が大きい
- 比重が軽い
したがって、基本的には、アルミ鋳物の方が鋳鉄より難易度が高く、管理をより厳格にする必要があります。一方で、アルミ鋳物の素材寸法公差としてはCT8~10が多く鋳鉄より優れているため、高精度を実現することができます。
当社によるアルミ砂型鋳造の事例
Casting Naviを運営する太陽パーツが、過去にお客様に納品したアルミ砂型鋳造品をご紹介します。
①自動梱包機向け アルミ鋳物フレーム
②医療機器向け放熱ブロック(インサート部品)

こちらは、医療分析装置において使用される冷却部品です。
お客様より、「装置内部に冷却水を通すためのパイプのインサート鋳造を行っており、アルミの鋳ぐるみに対応可能な鋳造メーカーを探している」とのことでご相談がありました。
③自動梱包機器向け FORMER

こちらは、自働梱包機器向けのアルミ鋳造部品です。
機械メーカーのお客様より、「何社か見積もりを出したが、納期が想定よりかかり、且つ精度的に難しいという理由で断られてしまっている」というご相談を頂きました。
④電気機器向けアーム
アルミ砂型鋳造なら、Casting Naviにお任せください!
CastingNaviを運営する太陽パーツは、納期対応・品質面含め小回り良く対応することができますので、長年、砂型鋳造をはじめとする鋳物の調達において高い支持を受けております。
当社なら、二次加工や表面処理まで対応可能ですので鋳物の納期にお困りの方、砂型鋳造品の調達を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
